June 24, 2008

クロフォードマーケット

月曜日に、休みを取って一人でサウス・ムンバイに出かけた。暇だし月曜日なので、ここはこれ、ということで、クロフォードマーケットに1年越しでとうとう行ってきました。「ムンバイの台所」と(地球の歩き方に)言われている、巨大な食料品、雑貨マーケットです。なんで1年後しかというと、ここは日曜日に休業しているからです。

クロフォードマーケットでてくてく歩いて、輸入雑貨屋で牡蠣の燻製を買った。同居人の陽子がちょっと前に牡蠣食べたいとつぶやいていたので、お土産にしようと思った。それからマカロニチーズを買った。以前友人のニックが母国アメリカから郵送したマカロニチーズの箱が、インドのひどい郵便事情のおかげでぼろぼろになり、マカロニが完全に粉砕された状態で届いたという事情を思い出して、これもお土産のつもりで。自分のために照り焼きチキンのタレを買った。中国語パッケージの醤油も売っていたけど、重いし持って帰るのがいやだからあきらめた。ちなみにインドの普通の街角で、日本の醤油とか味噌はまったく売っていません。クロフォードマーケットにも味噌はなかったな。

そんなわけで買い物袋を振り回しながら、食料品マーケットを抜けて動物マーケットに向かいました。動物マーケットは、食用の動物と観賞用、ペット用の動物がごたまぜに売っているので、ある意味では人間存在の不思議について考えさせられるといえなくもないです。七面鳥とか鶏とかうこっけいみたいな鳥なんかは食用とわかるんだけど、ときどき小さくてかわいいふわふわの鳥の雛がかごに入っていると、「ううむ、このかわいい子は食用か、観賞用か?」と悩む。その横にうじゃうじゃいるハツカネズミは。そのまた横につくなったウサギの子たちは。

ううむ。ネズミとウサギは境界線で、ペットにする人もいれば食べる人もいる、というあたりだろうと見当をつける。お兄さんがケージから出してウサギと子犬は抱っこさせてくれました。犬は一匹2,000ルピー。値段からしてこれは食用ではない。猫は明らかに観賞用の毛のふさふさした洋猫ばかり。

(食用) 七面鳥、鶏、うこっけい(?)----ねずみ---うさぎ---モルモット----犬、猫 (ペット)

というあたりか。
帰りに乗ったタクシーに買った牡蠣とマカロニチーズと照り焼きチキンのタレを忘れたので、これらの戦利品は闇のかなたに葬られました。

No comments:

Post a Comment