October 6, 2008

サンパダのあひるレストラン

あひるレストランはサンパダ駅からハイウエイをはさんでほぼ向かいにある。名前をShikaraという。入り口のアーチをくぐると広い店内の壁中に熱帯魚がディスプレイされていて、ホールの真ん中に大きな池がある。池の上に橋があり、その上にもテーブルが並んでいて、そのテーブルに座ると大きなあひるが2羽、池のほとりにいるのが見える。

会社のマネージャーにあそこはカシミール料理を出すんだよ、と教えられて、会社の先輩と二人で行ってみたのだが、残念なことにカシミールメニューはやめてしまったという。しかし料理はかなりおいしかった。

まず注文したのがマトン・カバブ。スパイスが辛くもなく薄くもなくちょうどよく効いていてビールとよく合う。マトン・カバブはやたらと塩辛かったりくさかったりするけれど、それが全然なくて、ぱくぱく食べられる。付け合せはうすく刻んだ生たまねぎ。

つぎの料理はRavaなんとかというフィッシュ・フライで、白身の魚ポンフレットを3枚におろしてセモリーナを衣にして軽く上げてある。ちょうどよく香ばしくあがっていて、中はほかほかの白身、衣はさくさくで、これもどんどんお腹に入っていく。残念なのは付け合せがまた生たまねぎだったことである。ほかの付け合せがないらしい。

この2品をつまみにしてフォスター・ビールを3本飲んだ。甘いものがほしくなったのであったかいチャイを頼んで落ち着いて、しめにライスプディングを食べる。寝ていたあひるが時々目を覚まして「ワーワー」と鳴き、また首をぐるっとひねって自分の羽根に頭を突っ込んで眠りに戻る。9時を過ぎると閑散としていた店内が突如として賑わい、席がつぎつぎに埋まって音楽グループがホールの隅で演奏を始める。

タンドールメニューが250から500ルピーぐらいで料理はけっこう高めだが、ここはなかなかよかった。アメリカに行ったルームメイトとあんなにサンパダをふらふらしていたのになぜ1年半もこの店に気付かなかったのか不思議である。また行ってみたい。

4 comments:

  1. あひるレストランかー。新しい。ノンベジかつアルコールも出す手頃ないい店ってなかなかなかったもんねぇ。(サニーを除いて)まだまだサンパダ開拓しないとね。ところで、サンパダ・イタリアンはリノベーション完了したの?フォスター3本はなかなか豪遊ですな。

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  2. そうなんです。豪遊してるの。いいでしょ。
    サンパダ・イタリアン、行って閉まっててがっかりするのがいやでまだチェックしてない。やってるのかなぁ?週末に散歩しながら見てみるよ。

    サンパダ在住マネージャーRに聞いたら、「いろいろあるよ」といってアルコールを出すノンベジをよどみなく教えてくれたよ。その手があったのか、と思った。

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  3. うむ、たしかに肉と酒とくればR氏ですね。彼はドアマンにもチップを渡すので、どこでも歓迎されているらしい。今度一緒に飲みに行ってみて。

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  4. ドアマンにまで。ちょっとレベルが違うんだなぁ。でもさー、あんなにたくさん店員がいたら、チップ上げるだけで一苦労じゃない?

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