September 25, 2008

コロンビアのほうがすごいらしい

先日新聞を読んでいたら、AISECを通じてムンバイのAndheriという街にインターンに来ているコロンビア人の学生についての記事が載っていた。AISECというのはちなみに、学生のインターンシップを斡旋している国際組織である。この人によると、インドで「コロンビアから来た」というと、だいたいが「ああ、君はスリランカ人か」と返されるらしい。スリランカのコロンボと勘違いされるのである。

前にも書いたかも知れないけれど、このあたりでは日本もなじみのある国ではないらしく、出身は?と聞かれて「ジャパン」というと、「ネパール」と聞き間違えられる。「ああ、ネパールか、ふーん」と返されるので、「Not Nepal, Japan」と主張すると、「ほー、ジャパンか、あーあー」となんだかよくわかんないけどどうでもいいや、という感じの返事をされることが多い。

ところで、このコロンビア人の青年の話によると、インドはどうも息苦しくていかん、というのである。ラテン文化に育った者としては、インド人の女の子に「ボーイフレンドいるの?」なんて下手に聞くとどぎまぎされてしまうし、いっしょに遊びに行こうと誘おうものならやたら真剣に取られるし、やりにくいったらないということである。たしかにそういう面ではインドとコロンビアはかなりかけ離れた国なのだろう。私の感覚からすると、インドは日本の10倍はナンパが多い国だと認識しているのだが。

さらに彼は、コロンビアでダンスしていた日々が恋しい、という。これについても、私にしてみればインド人はそこらじゅうで公衆の場で歌ったり踊ったりしているという印象がかなり強いのだが、コロンビア人からすれば、踊りのうちに入らないらしい。いったいどれだけ踊っているのか、どれほどオープンでハッピーな国なのか、これはコロンビアに一度は行ってみなければなるまい、と記事を読んで思った。

アジアの明るさと南アメリカの明るさは、きっと根本的に成り立ちが違うのだろう。インドの「チャレガ、チャレガ」とは違う種類の明るさがあるのならちょっと比較してみたい。私はアメリカ大陸にもヨーロッパにも足を踏み入れたことがないので、どんな雰囲気なのかまったくわからないのだが、どちらも先々行ってみよう、できれば暮らしてみたいとぼんやりと思う。おすすめの土地がありましたら教えてください。

しかしこのコロンビア青年にしてみたら、日本は相当陰気な国として認識されるんじゃないかと思うんだけど、いかがでしょうか。

2 comments:

  1. こんばんは、べーやんです!
    わお、こちらにこんなボリュームのインド日記があったなんて!!とてもすごいね!これからちょと読んでいってみます!あ、日本語でコメントしちゃった。今後どっちの方がいいですか?

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  2. おお!べーやん!!
    コメントありがとう~。すごくうれしいです。ぜひぜひ読んでください。最初は勉強のために英語ブログをやろうと思ってはじめたんだけど、しんどくなって途中から完全に日本語ブログになってしまいました。コメント、日本語でも英語でもどっちでもオッケーです、もちろん。はげみになります。

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